ポリウレシール スーパー二液タイプ
AFMセーフコートのウレタンコーティングの中で最も硬いフィルムを創る二液タイプのウレタン塗料です。 体育館用に開発された製品ですが、それを改良してアマチュアでも塗装できるようにした新製品です。 改良後も硬化剤の粘度が高く撹拌には十分な注意が必要ですが、主剤と硬化剤を混合撹拌後の塗料の粘度は低いままですから、アマチュアでもフローリングへの塗装はいたって簡単です。
写真の左側が無塗装の状態です。 右側がポリウレシール BP 二液クリアの2回コーテイングした写真です。 蛍光灯の反射の具合からツヤが高いのがお判かり頂けると思います。
リビングのフローリングを一層華やかな雰囲気にさせる清涼な透明感の高い仕上がりが得られることでしょう。
公的な試験機関で行った塗装皮膜(スーパー二液のコーティング膜)の物理的強度の試験です。 全ての試験項目はJIS(日本工業規格)の試験規定に従って検査されています。
60度鏡面光沢度は70以上が高光沢度領域に入り、92はクリアコーティングでは優秀な部類に入ります。 引っかき硬度はキズの入りにくさを見るのですが、鉛筆の芯の硬さで表現されます。 塗料の被膜で2Hは固い方に入りますが、スーパー二液はフロリング材のたわみなどの動きに追従させるため、あえて2Hに抑えています。 他のメーカーの製品ではさらに固い硬度をカタログスペックに記述していますが、そんなに固いと塗膜自体が0.3mm程度ですから上から硬い金属などを落としたら塗膜にひびが入ってしまいますし、フローリング材の動きで割れが入ってしまいます。
付着性は、コーティングとフローリング材との密着性を表し、乾燥した塗膜に碁盤の目のようにカッターで切れ目を入れ粘着テープを貼り付け、それを剥がした時にどれくらいの枡目で剥がれが出るかの試験です。 二液は一つの剥がれも出ていないと言う事で塗膜の付着性も高いと言う事です。
耐摩耗性試験は、摩耗輪をスーパー二液の乾燥塗膜の上で100回転させ出てきた削りかすの重量を表し、スーパー二液は2.8mg(0.0028g)と削られにくいと言う結果です。
耐加熱性で見られるように、1時間80℃で加熱されても何の変化もないと言う事で、床暖房されたフローリングにも安心して使えると言う事です。
ツヤが高く、キズが付きにくい、そしてリフォーム・リノベーションでも以前に塗装されたコーティングにも密着性が高く剥がれにくい、そして床暖房のフローリングにも使える高級なフローリング用塗料です。
スーパー二液 |
製品番号 | 缶容量 kg | 塗料色 | 標準使用量 kg/m2/1回 | 塗装可能平米/回 m2 | 塗 装 方 法 |
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82150 | 4.0 | 淡白色 | 0.04-0.05 | 80 -100 | ナイロン刷毛、コテ刷毛、スプレイ |
82250 | 1.0 | 20 - 25 |
82350 | 20.0 | 400 - 500 |
缶容量は二液混合タイプですから主剤と硬化剤、希釈水を混ぜた時の重量です。 製品缶重量を表してはいません。
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